「え、それも火災保険で!?」住まいのプロが教える意外な活用事例
「火災保険って、火事のときしか使えないんでしょ?」
実はそれ、大きな誤解なんです。
私たちは日々、住まいのお困りごとを解決する仕事をしています。
そんな現場でよく耳にするのが、「もっと早く相談していれば保険で直せたのに…」という声。
たとえば、ある日「突然お湯が出なくなった」というご相談を受けて現地へ伺うと、エコキュートの基盤が完全に故障していました。調べてみると、その日は近隣で落雷が発生していたことがわかり、火災保険の“落雷による電気的故障”に該当する可能性があると判断。
結果、修理費用は保険でまかなうことができ、お客様は自己負担ゼロで設備を復旧できました。
「7万円のDIYフェンスに、40万円の保険金が下りた話」
さらに驚かれたのがこちらのケース。
風の強い日に倒れてしまった木製フェンス。ご自身で材料を買ってDIYで作られたもので、費用は約7万円。
「自分で作ったし、そんなに高価なものじゃないから仕方ないかな」と半ば諦めていたお客様に、火災保険の可能性をお伝えしたところ、調査と申請を経てなんと40万円の保険金が支払われました。
なぜここまで支払われたのかというと、フェンスがしっかりと「構造物」として扱われ、風災による損害として認定されたからです。
火災保険って、火事以外にも使えるんです
火災保険と聞くと「火事にしか使えない」と思われがちですが、実際には以下のような自然災害にも対応していることが多いです。
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落雷
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風災(台風・突風・強風など)
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雪災・ひょう災
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破損・汚損(プランによっては対象)
ただし、経年劣化や自然損耗などは対象外になるため、申請の判断は慎重に行う必要があります。
「これ、保険で直せたかも…」と思ったら、まず相談を!
火災保険を正しく使えれば、数十万円単位の出費を防げることもあります。
でも実際には、「これって保険の対象になるの?」と自分で判断しきれずに諦めてしまっている方が多いのも事実です。
私たちは、現場の状況確認から保険の適用可能性の見極め、そして申請のサポートまで、一貫して対応しています。
プロに相談するメリット
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損害に気づける:見た目ではわからない破損や、対象になるか微妙な事例にも対応できます。
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手間が減る:申請に必要な写真や書類の準備をお手伝いできます。
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余計な出費を防げる:保険でまかなえるものは、しっかり活用しましょう。
住まいは、見えないところにこそトラブルが潜んでいます。
「まさか、うちも対象だったかも…?」と感じた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
“知ってるかどうか”が、数十万円の差を生むかもしれません。